医療費控除

2019年11月02日 21:40
カテゴリ: 税金

確定申告の医療費控除

 年が明けると確定申告をする方も、いらっしゃると思います。
医療費控除も知っておくと良い内容もありますので紹介いたします。

① ご自身と同じ生計内の親族のために払ったもので、
その年の1/1~12/31のものを申告の際にお使いください。
領収書は、しっかりととっておいてください。


② 通院のために支払った交通費(バス代、電車代)も
経費に含めることができます。
ただし、自家用車でのガソリン代や駐車場は含めることができません。
バスや電車は領収書がありませんので、メモなどを残しておいてください。


③ 保険金等で補填される金額は、他の医療費からは控除しません。


例えば、ケガで入院し入院保険金5万円、手術保険金10万円、
合計15万円を保険会社から受け取りました。
病院に実際に払った金額は7万円。
その年の他の医療費の支払いは、20万円でした。

ケガの支払い医療費
7万円ー15万円=−8万円
(マイナスになるので、ここは0としてかまいません。)


他の医療費は20万円なので、
0+20万円−10万円=10万円

10万円が医療費控除の金額となります。

最終的に、この控除額を確定申告書に記載し
所得税が控除されます。


勘違いしやすいのですが、
これは控除額ですので、この金額が戻ってくるわけではなく、
所得により、5%や10%、20%などの税率がありますので
5%の方であれば、
10万円 ✖️ 5% = 5,000円が所得税から
還付されます。

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