毎月もらっている、給与明細を見直してみましょう。
お勤めをされているみなさん、
給与明細をじっくりと見たことがありますか?
「ドキッ!」とした方もいるかもしれません。
見ているのは振込額や総支給額だけ、という方も
多いのではないでしょうか?
最近は紙製ではなく、WEB明細も多いので
じっくりとみることもない、
結構そういう方が多いのが実情です。
ただし、重要な部分も多いので
確認してみましょう。
社会保険料が引かれているみなさん
雇用保険、健康保険、厚生年金、
たくさん引かれていますよね。
他にも、所得税、住民税など。
・雇用保険は、雇用を守るため、雇用を継続するため
育児休業給付金など
・健康保険は、健康保険は医療のため、出産手当金など
・厚生年金は、老後の年金、障害年金、遺族年金など
もしもの時に役立っていきます。
厚生年金は、老後の年金としてイメージできそうですが、雇用保険は、在職中はほとんど使うこともありません。しかし、いざ退職した時には、自分の生活を支えてくれる資金になります。
なんとなく引かれていますが、大事な社会保険です。
また、これらの保険は会社と折半で払っています。みなさんが払っている金額と同じ金額を会社が払ってくれています。これは、自営業の方などと比べると大変ありがたいものです。
他にも税金、所得税や住民税も払っていると思います。
それぞれ、所得から社会保険料や生命保険料などの控除を引いた上で、計算されます。
所得税と住民税では、控除金額が違い、
例えば、誰でも引ける基礎控除は、所得税では38万円、住民税では33万円と控除できる金額が違います。
また、所得税は年間の所得が多くなれば、税率が上がりますが、住民税は所得の金額にかかわらず、税率は10%と決まっています。
福岡和白FP相談室 ファイナンシャルプランナー
CFP®︎ 香月 和政