昨日、銀行の口座管理について掲載していたところ、
アクセス数が増えていましたので、来週掲載予定の資産運用の管理編を
掲載しておきます。
銀行口座については、利用しない口座を減らすことは
解約することで、簡単に減らすことができます。
しかし、資産運用しているときは、口座をまとめるのは
容易では、ありません。
この場合の資産運用は、株や投資信託のことです。
①個別株の場合
移管元の証券会社に連絡し、株式の移管(いかん)の手続きをしましょう。
移管元のコールセンターなどに連絡し、書類を送ってもらい、
移管先の証券会社に個別株を移管してもらうことができます。
一般的には、移管する場合、移管手数料がかかりますが、
一部の証券会社では、移管手数料がかからないこともありますので、
移管元の証券会社に確認してみましょう。
②投資信託の場合
こちらも株式と同じように移管することができます。
ただし、証券会社によっては、同じ投資信託を取り扱いしていない場合、
引き受けをしないというところもあります。
まずは、移管先の証券会社に確認し、移管することができるか。
できるのであれば、移管元の証券会社に書類を送ってもらえばよいでしょう。
※注意事項ですが、一般的に移管元も移管先も特定口座であることが要件です。
移管元が一般口座で、移管先が特定口座というのはできません。
また、 NISA口座の場合も利用ができません。
多くの金融機関では、コールセンターで書類を取り寄せ、
返送することで手続きができますが、一部の金融機関では、
コールセンターに連絡したところ、金融機関の窓口で手続きしてください、と
来店を促す金融機関もありました。平日昼間に金融機関に行けない方は
手続きに時間がかかることもあるようです。
ファイナンシャル・プランナー CFP®︎ 香月 和政