運用を始めようとする方は、
「難しいから何を選べば良いかわからない。」と言われます。
一括で運用する場合と資産形成をする場合も違ってきます。
例えば、退職金など大きな金額をまとめて運用する場合
運用方法にもよりますが、1種類の商品ではなく、複数の商品で運用することです。
退職金などの場合は、大きく減らさない安定的なものが求められます。
しかも、値動きの仕方が違うもの。
例えば株式が上がるとそれにつられて上がるものと、
株式が上がると逆の動きをするもの。
常に株式や債券など値動きがあるものなので、上がるものもあれば下がるものもある。
同じ動きのあるものを持っておくと、上がるときには良いのですが、
下がるときには大きく下がってしまいます。
値動きのあるものなので、予測はできませんので、どちらの動きをした場合でも
少しずつの値上がりをしながら安定的に増やせるものが良いでしょう。
確実に成長する分野へ、投資資金を持っていきましょう。
また、資産形成これから資産を作っていく世代は、
まとまった資金ではないと思いますので、毎月毎月コツコツと運用を続けましょう。
積み立てなどが良い例ですね。
あるデータを引用しますが、日本人の積み立て投資の期間は約2年です。
もともとは、長い期間で運用を考えていた場合でも、運用する価額が下がってしまい
怖くなってやめてしまう例が多いのです。
しかし、運用する価額が下がっているということは、実は安く買えているということです。
安く買えているのであれば、続けていくことで将来、大きく増やせる可能性があります。
初めから無理をせずに続けていける金額で続けることで、将来大きく増やしていくことができます。
と、ここで終わろうと思ったのですが、
積み立てをしている場合、貯まってくると大きな金額になってしまいます。
大きな金額になった場合、今まで積み立てたものは、○○ショックなどあった場合は、
やはり値下がりする可能性が出てきます。
そうならないためにも、貯まったぶんについては、大きく値下がりしにくいものに変えると良いでしょう。
その時にも、毎月の積み立てを続けるようにしてもいいですね!
福岡和白FP相談室 ファイナンシャル・プランナー
CFP®︎ 香月 和政