保険の見直し(死亡保障)

2019年11月29日 23:31

遺族の保障

保険を考えていくうえで、
考えておかないとおきたいのが、死亡保障です。

医療保険に入っているから、死亡保障のことは
あまり考えていないという方も多いでしょう。

特に高齢者の方でしたら、
大きな死亡保障を準備しなくても良いでしょう。
(相続税の節税目的で加入もありです)

しかし、子育て世代であれば
死亡保障は、しっかりと準備しておきましょう。

会社員の方であれば要件を満たしていれば、
公的な遺族年金がもらえます。

・18歳以下のお子さんがいらっしゃれば、
遺族基礎年金と遺族厚生年金がもらえます。

・お子さんが18歳を過ぎると
遺族基礎年金はなくなり、
中高齢寡婦加算と遺族厚生年金になります。

・配偶者が65歳になると
中高齢寡婦加算がなくなり
配偶者自身の老齢基礎年金と遺族厚生年金を
受給します。
配偶者自身が厚生年金に加入していると
配偶者自身の厚生年金を受け取り、
それに応じて遺族年金の金額が変わります。

遺族年金の構成は、このような感じですが、
実際に遺族年金を受け取っている方は、
金額が足りないということを聞きます。
もちろん、お子さんがいらっしゃる場合は、
お子さんの教育費や塾、習い事など 
の費用がかかります。

遺族基礎年金についても、
18歳年度末までしかないため、その後の進学時に
お金が足りなくなってしまうこともあります。

そのために、せめてお子さんが大学卒業時まで
保障があると良いでしょう。

掛け捨ての定期保険を使うことも良いでしょう。
保険料を減らすのであれば、
収入保障保険を利用し
年金形式で利用する方法もあります。

医療保障も大事ですが、
お子さんのため家族のためにも、万一の時の
保障も準備しておきましょう。

遺族年金や保険についてもご相談くださいね。

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