年金のことを知ろう

2019年11月13日 08:30
カテゴリ: 年金

ファイナンシャルプランナーの香月 和政です。
老後のことで不安な方が多く、2,000万円問題などもあり
特に若い方には知って欲しいことが多いので、
このブログに掲載していきたいと思います。

老後のための1回目は、
年金の加入について

国民年金は20歳から60歳まで、強制加入です。
たとえ大学生で収入がなくても、払わなければなりません。
(払えないときは、学生納付特例という制度があります)

20歳より前に就職した場合は、厚生年金にも加入します。
厚生年金に加入した場合は、
同時に国民年金にも加入します
(勤め先で手続きします)。

厚生年金に加入したときは、
厚生年金の中で国民年金の保険料も
入っていますので、
追加で別に自分で払う必要はありません。

言葉だけでは、わかりにくいので
ざっくりな形で、どのくらい年金をもらえるのか
シミュレーションしたいと思います。

大学を卒業し、22歳から60歳まで
厚生年金に加入したAさんの厚生年金+国民年金の受給額

・20歳から22歳までは学生納付特例を利用したが
その間の国民年金は払っていない。
・計算が大変になるのですが、
22歳の初任給が20万円、その後毎年1万円ずつ昇給し
ボーナスは20代は年100万円、30代は年120万円、
40代は年160万円、50代は年240万円と仮定した場合。

65歳からの厚生年金は、約127万円、
国民年金は、約 74万円です。

月額にすると168,000円となります。
この金額が多いのか、少ないかというのは
それぞれだと思いますが、在職中から考えると
かなり生活を変えないといけない金額となります。

実際の計算は、
国民年金は、
                厚生年金または国民年金に加入した月数
780,100 * ________________________
              480

厚生年金は、
             5.481
  標準報酬月額  * _____ *  月数  * スライド率(1.0)
(毎月の給与額)    1,000

となります。

標準報酬月額は、毎月の給与の平均額を計算することになりので
面倒なのですが、金額をある程度計算することで
将来の生活の準備もできます。

まずは、老後の年金額を知ることが1番です。

年金額を知るのに必要なものが、「ねんきん定期便」です。
まずは、ねんきん定期便を確認してみましょう。

2019.8.3
福岡和白FP相談室 ファイナンシャルプランナー
CFP®︎ 香月 和政

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